華道家 前野博紀として、
NPO法人『旅するクジラ』の代表として絶対に出来ない事は、被災地の人・子供を裏切る事です。

俺の職業は、華道家で芸術家だから『生命』を表現しているのに
『生命』に嘘や裏切る行為は出来ない。

その覚悟がなければ、最初から関わらない。

其が、
『生命』=『花』=『人』への当たり前のこの職業の礼儀であり、
常識だと思っています。

華道家は、
『道』=『哲学』の筋道で自分の人生すら歩いていますし……
そうでなくては、『華道家』では
ありませんから。

芸術家は、
『芸』=『修練した技術』と
『術』=『特別なすべを持っている』ものですから『修練』の中には、考え方・生き方の『哲学』があります。

だから、
俺はその2つの『役』で自分の人生の舞台に立っているから、人から見たら緩くない(笑)キツい人間でそう言う職業の人なのです。

そんな俺が(笑)、
昨年の10月位から大きな難題に
囚われました。

震災復興にそれはもう、凄い尽力をした知人が大きな事件に巻き込まれました。

その全てを知っているのは、
俺と同じく当時からその復興支援のチームの長をしていた友人だけ

その友人も大きな立場を持っている人で、

俺たち二人は、
その問題の本人が事件のプレッシャーで生命を落とさない事、
どんな事になっても再生をさせる事を一番の目的にして、

問題の内容は問わないで共にその知人を見つめ、話をし、寄り添い事件の解決まで寄り添い続けました。

その中で、俺はもしも、
その知人の事が大きな事件として世の中に出るような事があっら、被災地の支援の全てから身を引こうと決心をしていました。

だから、
お話は頂いたけれども『国連防災会議』にも関わるのも辞退しました。

何故なら……
事件が公に表に出れば、彼がやった功績も全てが『嘘』になる。
喩え、嵌められた事でも表に出れば世の中の人は本当の事知らずにメディアの言葉で、事を見紛う。

そんな事で、
被災地の俺が関わった人々や子供達には、
俺や俺の関係者の事で、嫌な思いや、裏切られた気持ちを絶対に与えたくない。

「やっぱり、大人はそう言うものだ。」、「やっぱり、皆、そうなんだよね。」なんて、俺は、誰にも思わせたくない。

今も眠れぬ夜や、一瞬の甦る記憶の中で生き、堪えている人を俺は自分や自分の関係者の存在で心をこれ以上、再生の途中で傷つけたくない。

でも、
そんな苦しい覚悟をしながらも
事は、最後までやろうと……

文科省と話したり打ち合わせ、業者や協力者と『花いっぱい大作戦』の準備だけは東京にいながら淡々としてきた。

そして、先週……
その大きな問題もやっと、解決。
長い、長いトンネルをやっと、
抜けました。

今は、問題の知人も事後処理と
再生の道を歩き始めました。

その知人が本当に再生をできるまでは、俺は見つめ続けます。

何故なら、
俺の大切な被災地の人々や子供達の生活や「今」を、
当時、その知人が多大なる尽力で救ってくれたのは事実たからです。

俺には、
どちらも『生命』だから大切なもの。

そんな事があったので、
今年は3.11に被災地には行きませんが被災地の各地に東京から
何日間か徹夜して、『花』を沢山いけて(創造て)、送ります。

勿論、問題解決の今……
被災地の『花いっぱい大作戦』は遂行しますから、3.11後に南三陸町に伺ってキックオフです。

勿論、
秋には東京でも大きなイベントを
考えています。また、被災地の子供達を呼べたらと考えています。

そう言う時に皆さんのご協力を
頂きたいと思います。

だから、今週は……
文科省に書類を出す準備ばかりの日々なり。(笑)

此が、華道家で芸術家の生き方
なり。

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